仕事をするうえでの出費は経費に

フリーランスになるときに注目しておきたいのが経理と財務で、これらは全て自分で行わなければいけません。基本的な財務や経理の情報を知っておくと、フリーランスになった際に経費のやりくりに苦労せずに済みます。経費とは仕事を行ううえでかかった費用のことを指し、計上することで支払う税金を削減することが可能です。フリーランスであれば、確定申告時に経費を計上することで、税金を抑えて手元に残せる利益を多くできます。ここで知っておきたいのが、経費で計上できるものです。

フリーランスは、自宅と仕事場を兼用する人も少なくありません。この場合には、地代家賃を経費で計上できます。ただし、家賃を全て計上できるのではなく、あくまで一部しか落とせないので要注意です。例えば、オフィスに使用している部屋の割合や駐車場の月額費用などが該当します。また、一部の水道光熱費も、必要経費として認められています。フリーランスは企業などに向けて、自分をアピールしなければならず、そのためホームページやSNSを通して宣伝を行うのが一般的です。その際には、ドメイン取得やサーバレンタル費用などがかかりますが、これも経費として計上することができます。案件をこなし、報酬が銀行口座に振り込まれたときにかかる手数料や、クラウドソーシングサイトを利用したときの手数料なども必要経費に該当するのがポイントです。領収書などの物的証拠があれば説得力が増すので、これは大事に保管しておきましょう。